2011年3月28日月曜日

北極圏周回コース

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● 朝鮮日報より



朝鮮日報 記事入力 : 2011/03/28 08:20:37
http://www.chosunonline.com/news/20110328000011

東日本巨大地震:韓国で微量の放射性物質検出

 日本の福島第1原子力発電所から飛来した放射性物質が、韓国で初めて検出された。
 韓国原子力安全技術院は27日、韓国国内の大気中で、同原発から飛来した可能性が高い放射性物質「キセノン(Xe)」が観測されたと発表した。

 検出されたキセノンは、福島第1原発からカムチャツカ半島に飛来し、北極、シベリアを経て南下したとみられる。安全技術院は、キセノンから出る放射線は自然から出る放射線の約2万3000分の1で、人体や環境には影響がないと説明している。


 朝鮮半島で放射能が検出されたという。
 気になっていたのだが、今あるいは地震からこれまでどういう風が吹いていたのだろう。
 たとえば日本ではこんな感じ。



 福島市が超高い。
 これは原発のあるところだからそうなるだろう。
 そしてとなりのいわき市。
 あとはまばら。
 中国の黄砂のように太平洋側に向かって風が吹いていたらいいな、と思っていたのだが。


朝鮮日報 記事入力 : 2011/03/28 08:21:18
http://www.chosunonline.com/news/20110328000012

東日本巨大地震:韓国で放射性物質検出、その経路は?

「地球を1周」 予想覆す

 日本の福島第一原子力発電所の 事故により放出された放射性物質「キセノン(記号Xe)」が韓国の江原道でも検出された。
 専門家は事故当初
 「福島県の西にある韓国に放射性物質が直接飛来 する可能性はほとんどない
と言っていた。
 では、どのような経路で飛んできたのだろうか。

 各国の放射性物質監視機関は「福島原発から放 出された放射性物質は東に向かい、太平洋・米国・ヨーロッパを経て地球を完全に1周する可能性がある」と予測していた。実際に、米カリフォルニア・コロラ ド・ハワイ・ワシントンなどや独シュバルツバルト地方で、福島原発から放出されたと推定される放射性物質「ヨード131」が検出されている。

 しかし、韓国原子力安全技術院は
 「韓国国内で検出されたキセノンの流入経路は違うようだ」
と分析している。
 韓半島(朝鮮半島)と日本列島周辺の最近の大気の流れを基に、コンピューターでシミュレーションしたところ、キセノンは北極を巡る経路に載ったとの結論を出した。

 また、専門家は、日本の東側を通り地球を1周して戻ってきた放射性物質が韓国国内で再び検出される可能性もあると見ている。
 しかし、東経路でも北経路でも、長い距離を巡ることになるため、韓国国内で検出される放射性物質の量は極めて少ないものと予測されている。


 韓国では風向きから、朝鮮半島へ飛来することはほとんどない、と見ていたという。
 ということは風は西から東へ向かって吹いていたことになる。
 放射能はの大半は太平洋に落下したとみられるが、一部が北へ向かう風に乗ったという。
 ということは、この時期太平洋には強い北風が吹くということのようである。
 放射能は北極圏を周回して折り返し、ロシアのヤクーツクからハルピンを通って朝鮮半島に戻ってきたらしい。
 この時期、北極圏周回コース風が吹いているようである。
 半月の道のりになる。
 「地球一周」という表現は正しくない、間違っている。





== 東日本大震災 == 



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